国公立大学の一次試験として、また私立大学の約八割が入試に利用しているマークシート形式の試験で、毎年一月中旬に全国で一斉に行われています。
受験者数は五十万人以上で、八割近くが現役生が占めるといわれています。
センター試験は毎年全問マークシート形式で「答えが解らない問題も運が良ければ正解できる」と誰もが想像するのではないでしょうか。
また選択式である以上、消去法でいけば答えが合う公算もあがるであろうと、様々な裏技を練りたくなるのもマークシートの特徴かと思います。
こういうことを言いだすと、受験生ひとりひとりの真の実力を計るのにマークシートは不適切と感じる方も少なくないかも知れませんが、全員が同じ条件であり、ことわざにも「運も実力のうち」とあります。
現実問題として、全国で一斉に開催し、迅速に採点するにはマークシートより適した選択肢はありませんし、問題作成者も問題の範囲を広くしたり、的外れな選択肢を作らなかったりと職人芸的な問題作成方法に磨きをかけ続けてもいます。
いずれにせよ、数枚のマークシートが人生の分岐点のひとつとして多くの人間の人生に影響し続けていくのは今も今後も変わりません。
センター試験を攻略するため、勤勉に励む正道に加えて、邪道というより息抜きや雑学感覚でマークシートの裏技探しを行う。そういう清濁織り交ぜて競争に挑戦していくのは、その後の人生を通じてずっと行われる人間の営みです。そう捉えるとセンター試験には現代人が出会う人生初の競争社会の現実が秘められているのではないと考えさせられます。
センター試験のマークシート
投稿日:2017年4月12日 更新日:
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